講座・スクール運営のUTAGE活用事例12選|成果・施策と、費用・導入前の注意点

講座・スクール運営のUTAGE活用事例12選

オンライン講座やスクールを運営している方、これから始める方に向けて、講座・スクール運営の12事例を、導入前の課題・行った施策・成果に分けてまとめました。

12件は、どれも成果を数字で示している事例です。数字は取材時点でのご本人の申告で、UTAGEの利用者全体の平均でも、同じ結果を約束するものでもありません。商品や価格、集客の方法も事例ごとに違うため、数字の大きさより、どんな課題にどんな施策を取ったかを比べられるように並べています。

導入前の課題でいちばん多かったのは、申込の受付やDM(SNSの個別メッセージ)への個別の返信、入金の確認、受講の案内、開催前のお知らせといった手作業の負担で、12件中7件です。募集やセミナーの準備・開催に追われていたのが3件でした。

残る2件は、問い合わせのあとの案内が途切れていたことと、動画を使った販売を取り入れる費用と手間が課題でした。

最初に、いま困っていることから事例を選べる表を置きました。費用、販売を始めるまでの準備、人の手に残る仕事は、事例のあとの「導入前に確かめておくこと」にまとめています。

目次

いま困っていることから事例を選ぶ

いま手作業になっている仕事や、講座の売り方が近い事例から読むと、自分の講座に当てはめやすくなります。

いま困っていること最初に見る事例主に使った機能
体験会や説明会から講座の申込につながらないこんのさん・秦野さんイベント・予約、ステップ配信、オートウェビナー、会員サイト
問い合わせに資料を送って終わっている垣花さんオートウェビナー、ファネル(ページを作る機能)、会員サイト
個別相談の募集やDMの返信に追われているインスタマーケ会社様・ジェフさんファネル、イベント・予約、メール・LINE配信、会員サイト
文章の販売ページだけで売っていて、動画を取り入れたい矢野さんファネル、動画の視聴に合わせた自動案内
入金の確認やログイン情報の案内が手作業綾さん・齋藤さん商品管理、会員サイト、カード決済、領収書の自動送付
講座を録画にして、月額制で見てもらいたい綾さん会員サイト、商品管理
ツールが分かれていて、費用がかさむりんママさんファネル、会員サイト、メール・LINE配信
開催前のお知らせを手で送っている西山さんイベント・予約
募集やセミナーのページを作るのに時間がかかる三澤さん・いのうえさんファネル、イベント・予約

ここに挙げた事例は、予約・決済・受講の案内を別々のツールで管理していて、その間の転記や連絡が負担になっている場合に近いものです。予約の受付だけで足りる場合や、教材や集客の方法がまだ決まっていない場合は、月額の費用と初期設定の手間が先にかかるため、必要な機能を先に絞る判断もあります。

講座・スクール運営のUTAGE活用事例12選

成果の数字が出ている12件を、講座の中身を先に伝える工夫、決済から受講開始までの自動化、予約と募集の準備の効率化の順に並べています。

体験会からの講座成約率が8%から55%に、運営の時間は1回6〜8時間から約1.5時間に|こんのりりさん(オンラインアカデミー運営)

体験会の「前」と「後」の案内を、講座の世界観を保ったまま自動にした事例です。成約率は、体験会に参加した人のうち本講座を購入した人の割合です。

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導入前の課題

販売・特典の配布・メール・会員の管理のツールが分かれ、講座を売り出すたびに手作業になっていた

体験会や1day講座の参加者を、次の講座へ自然に案内する流れがなかった

行った施策

  1. 体験会の申込ページ(LP)に予約フォームをつなぎ、当日の案内をLINEとメールで自動で送る
  2. 体験会までの3日間、講座の世界観・卒業生の事例・得られる変化を1通ずつ自動で送る(ステップ配信)
  3. 体験会のあとは、参加者に本講座と3日間有効な特別価格を、欠席者に振替を案内する
項目導入前導入後
講座成約率体験会からの成約は8%55%へ(約7倍)
体験会の参加率65%だった91%に改善

体験会は「売る場(プレゼン)」ではなく、「自己発見の場」としてデザインしました。

こんのりりさん

体験会1回の運営にかかる時間は6〜8時間から約1.5時間に、LPを見た人のうち体験会に申し込んだ人の割合は12%から33%になりました。

月30回のセミナー登壇がほぼゼロに、短期集中レッスンは面談した人の約半数が申込|秦野真里さん(ジャズレッスン講座)

自分で登壇していたセミナーを、録画して決まった時刻に流すオートウェビナーに移し、無料体験と個別面談につないだ事例です。

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導入前の課題

集客のためのセミナーや勉強会を、月30回ほど開催していた

成約率は悪くなかったが、売上を伸ばす施策や本来の業務に充てる時間がなかった

行った施策

  1. 手動の開催で成果が出ていたセミナーの構成をもとに、オートウェビナーへ移す
  2. オートウェビナーのあと、会員制コミュニティの2週間無料体験に登録してもらう
  3. 無料体験の期間中に個別面談を行い、6か月〜1年の短期集中レッスンを案内する
項目導入前導入後
セミナー登壇月30回の開催に追われていたほぼゼロに

とにかく自分が登壇する回数・時間を減らしたかったため、それに代わる施策として、自分の「分身」が登壇する「自動ウェビナー機能」が必須でした。

秦野真里さん

秦野さんはオートウェビナーの冒頭で、参加者の顔が見えない仕組みであることを伝え、「共感したら8と入力してください」とコメントを促しています。録画であることの伝え方は、「自動にしたあとも、人の手に残る仕事」で触れます。

個別面談は短期集中レッスンが必要な人にだけ行う1人約15分のもので、面談した人の約半数が申し込んでいます。無料体験の参加者全員の成約率ではありません。

資料送付で止まっていた問い合わせを無料レッスンにつなぎ、社員3名のまま月商100〜200万円に|垣花夏未さん(ボディーアートサロン・スクール運営)

講座の問い合わせに資料を送るだけで終わっていた対応を、動画の「無料レッスン」へつなげた事例です。

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導入前の課題

社員3名でスクールの運営に手一杯で、集客から申込までに時間を割けなかった

講座の問い合わせは多いのに、資料を送って終わりになっていた

行った施策

  1. Meta広告(Facebook・Instagramの広告)やSNSから、資料を受け取れる登録ページへ案内する
  2. 登録した人全員に、オートウェビナーの「無料レッスン」を案内し、動画の中で手を動かしてもらう
  3. 講座を買わなかった人に、5,000円前後のインクやタトゥーシールを案内する
項目導入前導入後
集客問い合わせ対応のみMeta広告(Facebook・Instagram)からほぼ自動で
体制社員3名で運営に手一杯増員なしで規模を拡大

「実際にやってみないとわからない」というニッチなジャンルの敷居を低くし、気軽に試してもらいやすい環境を作っています。

垣花夏未さん

売上は、導入前の年商100万円程度から、導入後は月商100〜200万円になりました。講座を買わなかった人へのインクやシールの売上で、広告費の約半額を回収しています。

個別相談の申込数が約2倍、成約後の事務のやり取りはほぼゼロに|インスタマーケ会社様(インスタグラム運用講座)

個別相談を案内する前に、動画とセミナーで講座の価値を伝える流れを入れた事例です。

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導入前の課題

インスタグラムで個別相談を募集し、1件ずつ手動で返信していた

成約後の事務連絡に3〜4回のやり取りが要り、開催前のお知らせ(リマインド)も手動だった

行った施策

  1. ストーリーズからの直接募集をやめ、間に動画とセミナーを挟んでから個別相談を案内する
  2. 動画を見るページに予約フォームをつなぎ、セミナーと個別相談の予約を受け付ける
  3. 決済が終わると同時に、会員サイトのログイン情報が届くようにする
項目導入前導入後
成約後の事務対応3〜4回のやり取りが必要だったほぼゼロ
リマインド(開催前のお知らせ)手動で送っていた完全自動化

以前はインスタのストーリーズで直接個別相談を募集していましたが、間にプレミアム動画やセミナーを挟み、教育を行ってから案内するようにしました。

インスタマーケ会社様

ここでの「教育」は、動画やセミナーで講座の価値を先に伝えることです。個別相談の申込数は、ストーリーズから直接募集していたころの約2倍になりました。インスタマーケ会社様は、その理由に、高い熱量で参加してもらえるようになったことを挙げています。

動画で価値を伝えてから販売し、成約率が2倍以上に|矢野徹さん(釣り・アジングのコンテンツ販売)

文章中心の販売ページの前に、商品の価値を伝える動画を置いた事例です。

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導入前の課題

文章中心の販売ページ(セールスレター)で販売していた

動画で販売するには別のツールの追加契約が要り、費用と管理の手間が増えることが課題だった

行った施策

  1. 商品の価値を伝える動画(1本目・2本目…)を載せたページを作る
  2. 登録した人に届くメールに合わせて、動画を順番に見てもらう
  3. 動画を一定時間見たところで、隠していた販売ページへのボタンを表示する(動画連動)
項目導入前導入後
成約率販売ページ(文章)だけで販売していた2倍以上に

特別なテクニックというよりも、日頃からの信頼構築を重視しました。

矢野徹さん

成約率の2倍以上は、文章の販売ページだけで売っていたときとの比較です。初めての販売キャンペーンでは、関係の深さで登録者を3つに分けて合計94本を販売しました。いちばん関係の深い200名には12,800円で40本が売れ、成約率は20%でした。登録者全体の成約率ではありません。

講座の録画を月額制で提供し、入金確認と領収書の発行は完全に自動化|綾さん(クリエイター育成スクール運営)

決まった時間に開くリアルタイムの講座から、その録画をいつでも見られる月額制に移した事例です。受講生の多くが育児中で、録画で見たいという希望が多くありました。

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導入前の課題

動画の提供と支払いの管理を、手作業で結び付けるのが難しかった

領収書の発行も、その都度手作業だった

行った施策

  1. 講座の録画(アーカイブ動画)を会員サイトに置き、いつでも見られるようにする
  2. 決済が終わると同時に、会員サイトのログイン情報が届くようにする
  3. 決済が終わったときに、領収書が自動で発行・送付されるようにする
項目導入前導入後
事務作業入金確認と領収書発行を都度手作業完全に自動化

最も重視したのは、受講生が迷わず学習を開始できる「導線設計」です。

綾さん

会員サイトには「最初に見るページ」や「受講の進め方」を置き、受講生が入り口でつまずかないようにしています。月額制の販売は、1年間で2,000件を超えています。

銀行振込をカード決済に切り替え、人が対応する業務はチャットと講義だけに|齋藤たいきさん(AIクリエイティブ教育コミュニティ運営)

銀行振込の入金確認などの手作業が限界に来ていたところから、人が対応する業務をチャットサポートとオンライン講義の2つに絞った事例です。

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導入前の課題

受講生が急に増え、個別対応やフォローが追いつかなくなった

銀行振込の入金確認を手作業でしていた

行った施策

  1. 手頃な入口の商品から、中くらいの価格の商品、本命の商品へと順に案内する流れを作る
  2. 入口の商品を買った直後のページに、カード情報を入れ直さずに上位の商品を買えるボタンを置く
  3. 支払いを銀行振込からカード決済に切り替え、決済と同時に会員サイトのログイン情報を送る
項目導入前導入後
人が対応する業務個別対応が追いつかなかったチャットと講義のみに集中

とにかく最速でローンチ(実験)することです。

齋藤たいきさん

銀行振込を残したまま確認を自動にしたのではなく、カード決済に移したことで、毎月の入金確認や消込(入金と申込の照らし合わせ)の手作業をなくしています。受講生は第1期が60名で、1年間で約600名をサポートしています。

ツールをまとめてプレゼントの配布と事務連絡を自動にし、見込み客のリストは半年で約4万件|りんママさん(無添加コミュニティ・SNSスクール運営)

LINE配信、会員サイト、登録ページに分かれていたツールをまとめた事例です。メールやLINEに登録してくれた人(見込み客のリスト)へのプレゼントの配布と、購入した人への決済確認やログイン案内を自動にしています。

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導入前の課題

LINE配信のツールだけで月10万円以上かかり、会員サイトやLPにも別のツールを使っていた

決済確認やログイン案内といった単純作業に、時間を取られていた

行った施策

  1. ブログで運用していた会員サイトと、別のツールで作っていた登録ページをUTAGEに移す
  2. プレゼントの配布から商品の案内までを、LINEのステップ配信で自動で送る
  3. アンケートの回答で配信を分け、収益化に悩む人は個別相談へ、インスタグラムを伸ばしたい人は手頃な商品へ案内する

UTAGEの機能を使って、単にプレゼントを渡して終わりにするのではなく、その後に必ず「メルマガ」へ誘導するようにしました。

りんママさん

りんママさんは、プレゼントの配布が自動になったことで、深夜や早朝にも登録が入るようになったと話しています。導入後は、見込み客のリストが半年で約4万件になり、最高月商は2,000万円を超え、セミナーの参加者も1,000名を超えて過去最高になりました。

ツール費用は、導入前はLINE配信のツールだけで月10万円以上かかっていたのが、移行後は月2万円ほどになったと、りんママさんは話しています。

予約とお知らせの自動化だけで、作業を月4時間削減|西山美穂さん(オンライン速読講座)

個別相談や講座の予約と、開催前のお知らせのメールだけをUTAGEで自動にした事例です。使っている機能はイベント・予約の1つです。

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導入前の課題

予約の管理と、開催前のお知らせのメールを手作業でしていた

開催の3日前・1日前に送り忘れないよう、常に時間を気にしていた

行った施策

  1. 個別相談や講座の予約を、UTAGEのイベントの申込フォームで受け付ける
  2. 開催日が近づくと、お知らせのメールが自動で届くように設定する
  3. お知らせのメールには、キャンセルではなく日程変更のリンクを入れる
項目導入前導入後
作業時間リマインドメール(開催前のお知らせ)を手動で送っていた月4時間削減
精神的な負担常に送信時刻を気にしていたプレッシャーから解放

たった4時間と思われるかもしれませんが、頻繁に発生する「メール送信タスク」が手離れしたことで、数字以上にストレスからの解放感を感じています。

西山美穂さん

日程変更のリンクを入れたのは、その日の都合が悪くなっただけの人に、別の日に来てもらうためです。個別相談の成約率は90%で、ご本人はこの水準を維持できていると話しています。以前は無料の予約システムを使い、お知らせのメールは手で送っていました。

西山さんは取材の時点で、今後は登録ページと決済も整えると話しています。

イベント準備の時間が約1/6に、お客様1人あたりの購入額は20万円から60万円へ|三澤勇一さん(投資AI活用・株取引自動化講座)

相場の動きに合わせて急に開くセミナーの準備を、ページ作りと予約の機能をつないで短くした事例です。

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導入前の課題

LPをWordPressで作り、受付フォームは別のメール配信サービスで用意していた

時事的な話題に合わせてLPを頻繁に作る必要があり、時間と労力がかかっていた

行った施策

  1. よく使うページの部品や構成を保存し、次のLPで使い回す
  2. イベントで作った申込フォームをLPに埋め込み、告知から予約、お知らせのメールまでを一続きにする
  3. 急に開くZoomのセミナーも、短時間でLP作成から募集、案内メールの配信まで済ませる
項目導入前導入後
イベント準備時間準備に時間がかかっていた約1/6に短縮
お客様1人あたりの購入額(LTV)20万円60万円(3倍)
緊急セミナーの開催準備に時間がかかり機を逃していた短時間で完結

作業時間が短縮されたことで、顧客対応に時間を使えるようになり、結果として顧客満足度が向上し、LTVの大幅なアップにつながりました。

三澤勇一さん

三澤さんは、効率化で生まれた時間を、受講生が壁にぶつかったときに改善策を届けることに使っています。

販売キャンペーンのたびに2週間かかっていたDM対応がゼロに、LPはテンプレートで作成|ジェフさん(幼児教育のコンテンツ販売・養成講座運営)

LPを作る技術も、LINEへ案内する流れの知識もない状態から、UTAGEのテンプレートでページを作り、インスタグラムの個別メッセージ(DM)での対応をやめた事例です。

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導入前の課題

LPを作る技術がなかった

販売開始のキャンペーン(ローンチ)のたびに、約2週間DMの対応に追われ、SNSの発信が止まっていた

行った施策

  1. テンプレートをもとにLPを作り、メール・LINEの登録とつなぐ
  2. LINE登録者をセミナーの申込へ、参加者を個別相談へと、配信の流れ(シナリオ)を分けて案内する
  3. LINE登録からセミナー、個別相談、成約までの人数を段階ごとに見て、離脱の多い箇所を直す
項目導入前導入後
キャンペーン期間中の個別対応2週間、DM対応に追われていたゼロに
登録ページ(LP)の作成技術も知識もなかったテンプレートで完成

シナリオを分けるだけでなく、経路ごとの数字を見ることで、どこでお客様が目詰まりしているのか(離脱しているのか)をすぐに把握できるようにしています。

ジェフさん

ジェフさんは、セミナーと個別相談の予約の受付とお知らせも、イベント・予約の機能で自動にしています。DMでの対応をやめたあとも、セミナーの参加者数は1年前と同じ70〜80名の水準です。

テンプレートを作ったあとの募集準備が、7人×1〜2か月から1人×1日に|いのうえゆうこさん(ポイ活講座・オンラインサロン運営)

期間を区切った募集のたびに一から作っていたページやメール文をテンプレートにして、社内の1人で回せるようにした事例です。

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「7人×2か月」の準備期間を「1人×1日」に短縮!外注に頼らず、募集(ローンチ)を社内で回す仕組み 期間を区切った募集(ローンチ)のたびに最大7人・1〜2か月かけていた準備を、テンプレート化と内製化で「1人・1日」へ。いつでも申し込める常時募集(エバーグリーン)も取り入れ、年商1億円以上を維持している事例です。

導入前の課題

募集のたびに、社内と外注を合わせて最大7人のチームで1〜2か月準備していた

年4回の募集だけで売上を立てていたが、その売上が右肩下がりになっていた

行った施策

  1. ページ・メール文・マニュアルを1人がテンプレートにまとめ、以後はコピーして日付を直すだけにする
  2. ページのカウントダウンで登録した人ごとに締め切りを設け、常時募集(エバーグリーン)を始める
  3. 購入した人に目印のラベル(タグ)を付け、そのラベルを条件に購入後のフォローを自動で送る
項目導入前導入後
ローンチ準備の人数・期間7人×1〜2か月かかっていた1人×1日
販売の形ローンチ時だけの販売常時募集(エバーグリーン)

最初に完成度の高いテンプレートさえ作ってしまえば、2回目以降は日付を修正するだけで準備が完了します。

いのうえゆうこさん

募集の準備にかかる時間が減った分、受講生への対応が早くなり、受講生限定の質問会なども始めています。売上について、いのうえさんは取材の時点で「今年度も1億円以上の売上を達成できる見込み」と話しています。

12件から見えた3つの工夫

12件を並べると、3つの工夫が複数の事例に出てきます。先に全体の流れを示します。

12件に出てくる、講座運営の流れ

  1. 1

    知ってもらう

    • SNS・Meta広告・紹介から、登録や申込のページへ
  2. 2

    講座の中身を先に伝える

    • 体験会・2週間の無料体験・無料レッスン
    • 動画・セミナー(オートウェビナーを含む)
  3. 3

    申し込む・支払う

    • 個別相談、または販売ページで申込
    • その場で決済、または月額制で決済
  4. 4

    受講を始める・続ける

    • 決済と同時に会員サイトのログイン情報が届く
    • 購入した人へのフォローの配信

全体を通して自動にしていること

  • 体験会・セミナー・個別相談の予約と、開催前のお知らせ
  • メール・LINEの配信

この流れのどこまでをUTAGEで組んでいるかは事例ごとに違います。西山さんは予約とお知らせだけをUTAGEで組み、綾さんは2の段階を置かずに、SNSから販売ページで直接売っています。

申し込む前に、講座の中身を体験してもらう(3件)

講座の中身を実際に体験してもらってから申込を案内しているのは3件です。体験の形は、こんのさんの体験会、秦野さんの会員制コミュニティの2週間無料体験、垣花さんの動画の無料レッスンと、それぞれ違います。

体験の場は設けていないものの、インスタマーケ会社様や矢野さんは、販売や個別相談の前に動画やセミナーで講座の価値を伝えています。

決済後の受講案内を自動にする(3件)

決済が終わると同時に会員サイトのログイン情報が届く設定まで紹介しているのは、3件(インスタマーケ会社様・綾さん・齋藤さん)です。りんママさんも、ログイン案内を自動にしたと話しています。教材の提供や無料動画の配布も含めて会員サイトを使っている事例は6件です。

UTAGEの画面商品の価格設定の「購入後の動作設定」の枠。登録するシナリオに「本講座 購入者」、開放するバンドルに「本講座」、実行するアクションに「購入者情報を顧客管理ツールへ送信」が選ばれている
商品の「購入後の動作設定」。購入した人を登録する配信、開放するコース、実行するアクションを選ぶ

UTAGEでは、商品の「購入後の動作設定」で、購入した人に開放する会員サイトのコースや、送る配信を選びます。会員サイトのアカウントがまだない人には、購入後にアカウントが発行されます。

月額制の講座では、受講生が退会して継続課金(毎月などの自動の支払い)が止まったときに止めるコースや配信も、別に決めておけます。受講できる範囲の停止や案内の手作業を減らせますが、決済失敗の通知の確認などは、運営する側に残ります。

講座を月額制で売るときに決めることは「継続課金(サブスク)とは」で、会員サイトの組み立て方は「UTAGEで作るオンライン講座の会員サイト」で説明しています。

体験会・セミナー・個別相談の予約とお知らせを自動にする(5件)

イベント・予約の機能を使っているのは5件です(こんのさん・ジェフさん・西山さん・インスタマーケ会社様・三澤さん)。体験会、セミナー、個別相談と、講座の運営では申込を受けて日程を決める場面が何度もあります。

UTAGEの画面イベントの設定画面。開催日、開始・終了時刻、定員、Zoomの参加用URLを入力する
イベントの日程を追加する画面(開催日時・定員・参加用URL)

UTAGEのイベント・予約では、日程ごとに定員を決めて申込を受け付け、開催前のお知らせを自動で送れます。日程の変更やキャンセルは、管理画面のほか、申し込んだ人がお知らせの中のリンクから手続きすることもできます。

お知らせや予約の自動返信をメールで送るには、独自ドメイン(自分で取得・管理するドメイン)のメールアドレスと、送信元の認証(DKIM/DMARC)の設定が先に要ります。

導入前に確かめておくこと

UTAGEを使うかどうかを決める前に、費用、販売を始めるまでの準備、人の手に残る仕事を確かめておきます。

費用

UTAGEの利用料は月額21,670円(税込)で、初期費用はかかりません。このほか、使う機能によって次の費用がかかる場合があります。

  • メール配信:独自ドメインのメールアドレスが要るため、サーバーとドメインを持っていなければ別に用意する
  • LINE配信:LINE公式アカウントの利用料。月に送るメッセージの数によって、かかる場合とかからない場合がある
  • カード決済:決済代行会社の利用料・手数料。UTAGEの側には、1件ごとの決済手数料はない
  • 教材の動画などの保存容量:合計1TBを超える場合は、容量の追加に月額の料金がかかる

14日間の無料お試しの対象は、UTAGEの利用料です。サーバーやドメイン、LINE公式アカウント、決済代行会社の費用は、それぞれのサービスの条件によります。料金と無料お試しの期間は、2026年10月時点のものです。

販売を始めるまでの準備

講座の代金をカード決済で受け付けるには、決済代行会社との契約と、UTAGEとの連携の設定が要ります。UnivaPayの審査は申込から約3〜4週間が目安で、審査を待つ間はStripeを先に連携する方法もあります。銀行振込で受け付けて入金を自分で確かめる方法もあり、この場合は決済代行会社を使いません。

販売を始める日は、使う支払い方法の準備にかかる期間も含めて決めます。

ページのテンプレートがあっても、講座の中身、教材の動画、価格、案内のメールの文面、受講生の質問への答え方は、講座を運営する側が用意します。申込から受講開始までが意図どおりに動くかの確認も要ります。

自動にしたあとも、人の手に残る仕事

秦野さんは、手動のセミナーで売れる構成を固めてからオートウェビナーに移しています。移したあともセミナーの内容を何度も改訂し、無料体験の期間中の個別面談は自分で行っています。矢野さんは、販売の仕組みとは別に、日頃からYouTubeとメールで役に立つ情報を届けています。

設定にも手間はかかります。こんのさんも矢野さんも、最初は設定の多さに戸惑ったり迷ったりしたと振り返っています。

オートウェビナーは録画の配信なので、講義の内容をその場の質問に合わせて変えることはできません。録画を生配信と受け取られないよう、録画であることと、質問をどう受け付けていつ答えるかを、案内に書いておく必要があります。書き方は「オートウェビナー(自動ウェビナー)とは」で説明しています。

まとめ

12件に複数見られたのは、講座の中身を先に体験してもらうこと、決済から受講開始までの案内を自動にすること、予約と開催前のお知らせを自動にすることでした。仕組みを作ったあとも、面談や日頃の発信、受講生への対応は人が続けています。

予約の受付だけなら、ほかの方法で足りる場合もあります。西山さんは、以前使っていた無料の予約システムから、LPやほかの機能とつなぎ、お客様の情報を1か所で管理するためにUTAGEへ移しています。

導入で減る費用と作業に対し、UTAGEの利用料、外部サービスの費用、移行と初期設定の時間を並べると、判断しやすくなります。

コーチ・コンサルの方の事例は「コーチ・コンサルのUTAGE活用事例15選」にまとめています。

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