- 月間個別相談数平均3件/月だった20件以上/月(約6倍)
- Meta広告(Facebook・Instagram)経由の契約運用しても成約ゼロ初の成約を達成
- 判断の基準感覚で迷走していた数字という事実だけ
「仕組みは作ったのに、思うように売れない」。その原因は、構築後の「分析不足」にあるかもしれません。
手塚正人さんは、集客や販売の流れを自動化する仕組み(マーケティングオートメーション)の設計・実装を手掛けています。素晴らしい商品を持ちながらマーケティングの迷路で立ち往生していたクライアントを、徹底的な数値分析で、まだ売上のない状態から最初の成果を出す「0→1」の達成へ導きました。
月間の個別相談件数は、平均3件から20件以上へ。約6倍です。
「感覚だけの運用に限界を感じている」「0→1の壁を突破したい」という方へ。この事例の中心にあるのは、数字をもとに判断し続ける姿勢です。
内容と数字は、2026年3月発行の『UTAGE活用事例集2026』に掲載した時点のものです。
事業概要と、導入前の課題
手塚正人さんは、「事業の仕組み化」を実現するビジネスプロデュースと、その担い手となる専門家の育成事業を展開しています。クライアントの事業モデルを深く理解した上で、売上の最大化と運用の完全自動化を実現する設計・実装を行っています。
最大の問題は、クライアントが「売れる仕組み」を自力で構築しようとして、正解の見えない迷路で立ち往生してしまうことでした。
特に「0→1フェーズ」のクライアントは、ご自身の専門分野では一流でも、マーケティングに関しては未経験であることがほとんどです。そのため、「どんな戦略で」「どの数字を見て」「どう改善するのか」という一連のプロセスを全て一人で抱え込み、疲弊していました。
その結果、素晴らしい商品を持っているにも関わらず、UTAGEという高機能なツールを前にして何から手をつければいいか分からず、マネタイズの一歩手前で足踏みをしてしまっていたのです。
ツールの問題でも、商品の問題でもありません。「どの数字を見ればいいかわからない」という一点が、0→1を止めていました。
成果につながったマーケティング全体像
Meta広告から登録ページ(LP)へ。メールアドレスを登録した人をLINEに案内し、決まった順番で自動で届くメールやLINE(ステップ配信)を経てセミナー、そして個別相談へ。構成としては、ごく標準的な形です。
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Meta広告(Facebook・Instagram) 広告で集客
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LP(登録ページ) メールアドレスを入力
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登録完了ページ LINEの友だち追加を案内
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ステップ配信(メール・LINE)
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個別相談
セミナーを挟んでから個別相談へ進むルートと、直接個別相談へ進むルートの2本を用意している
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本命の商品 コンサルティング・コーチング
手頃な入口の商品を先に売らず、本命の商品を直接販売する流れ
まずは事業の生命線である「決済インフラ」を整備。その上で、UTAGEの分析機能を徹底的に使い倒す「改善サイクルの伴走」を行いました。具体的には、顧客の行動ログを可視化し、「どこで離脱しているか」を数値で特定。
主観や感覚を排除し、客観的なデータに基づいてボトルネックを解消し続けることで、確実に成果が出るファネルへと磨き上げました。
この図のような、集客から契約までの流れをファネルと呼びます。この事例の主題は、図の形ではなく、図の各段階をどう測るかです。
活用した機能と、具体的な施策
使っている機能は、データ(合算)/データ(日別)・スプレッドシート連携・登録経路・カスタムJS・ABテストの5つ。すべて「測る」ための機能です。
データ(合算)・データ(日別) ── ファネル全体の健康診断
UTAGE標準の「データ(合算)」および「データ(日別)」画面を活用し、LP登録率や売上といった主要指標を定常的にモニタリングしました。これにより、ファネルのどこに穴があるのか(ボトルネック)を特定し、改善の優先順位を明確にしました。
LP登録率は、登録ページを見た人のうち、実際に登録した人の割合です。
Googleスプレッドシート連携機能 ── 行動ログを蓄積する
「Googleスプレッドシート連携機能」を使い、顧客一人ひとりの詳細な行動ログ(開封、クリック、視聴など)をスプレッドシートへ自動で転記しました。「誰が、いつ、どのような行動をしたか」を可視化することで、確度の高い見込み客の特定や、仮説検証の精度を高めています。
登録経路機能 ── どこから来たかを特定する
「登録経路機能」を活用し、複数のQRコードやリンクごとに計測用URLを発行しました。これにより「どのボタンからVSLに遷移したか」といった流入経路を正確に把握できるようにしました。
VSLは、商品を紹介する販売用の動画のことです。
カスタムJS ── ヒートマップを設置する
「カスタムJS(JavaScript)」の設定箇所にヒートマップツールのタグを設置しました。これにより、実際の行動を可視化し数字の裏側にある顧客心理まで深掘りして分析を行っています。
ページに外部ツールを組み込める設定を使い、ページのどこがよく見られ、クリックされているかを色の濃さで示すツール(ヒートマップ)を入れた、ということです。
ABテスト機能 ── ページの見せ方を改善する
LPなどのクリエイティブ改善において、主観や感覚に頼らず「ABテスト機能」を活用しました。データに基づいて反応が良い方を採用し、コンバージョン率を最大化させています。
2つの案を出し分けて反応を比べ、見た人のうち登録などをした人の割合(コンバージョン率)が高い方を残す、という使い方です。
成功させるためのコツ・工夫
クライアントが「感情」で迷走しないよう、客観的な「事実(データ)」だけを唯一のコンパスにする戦略です。
特に「0→1フェーズ」では、すぐに結果が出ない不安から、「もっと凄いノウハウがあるのでは」と迷ったり、自分の感覚に頼って誤った判断をしそうになる瞬間があります。
そうした迷いを断ち切り、最短距離で成果に到達するために、主観を排除し、「数字という事実」だけを共通言語にして意思決定を行うことを徹底しました。
そして手塚さんが「最も大事にした」と語るのは、機能の使い方ではありませんでした。
最も大事にしたのは、クライアント自身が抱く「早く成功したい」という主観的な感情と、「数字」という客観的な事実との間の葛藤に、伴走者として向き合い続けることでした。
議論が感覚的になりそうな時こそ、UTAGEから出力したスプレッドシートをテーブルの中心に置きました。「この数字を見る限り、今私たちがやるべきことはAです。なぜならBという結果が出ているからです」と、感情ではなく事実に基づいて次の一手を提案する。
この一貫した意思決定のプロセスを、決して崩しませんでした。
特別な魔法を使ったわけではありません。ファネルを構築するスキル以上に、クライアントを客観的な事実に立ち返らせ、冷静に判断できるよう支える「灯台」のような役割を果たせたことが、成功に繋がったと感じています。
この事例で0→1を止めていたのは、打ち手が足りないことより打ち手を選べないことでした。数字は、その迷いを止めるために置かれています。
具体的な成果
当初は個別相談の申込数が3か月で10件以下という状況だったクライアントに、劇的な改善が見られました。
- 月間個別相談数:平均3件/月 → 20件以上/月(約6倍)
- Meta広告運用:運用開始から初の成約を達成
これは、単純計算で獲得スピードが6倍以上になったことを意味し、今では安定して集客できる体制が整っています。クライアントからは、「本当にありがとうございます。やっと0→1を達成できました」と、心のこもった感謝の言葉をいただきました。
実感できた変化・今後の展望
何より嬉しいと感じるのは、クライアント様との会話の中身が変わっていく瞬間です。
当初は「このLPを作ってください」という“作業”を依頼される「業者」としての立場でした。しかし、UTAGEで同じ数字やデータを見ながら話すうちに、「次はこんな仮説を試してみましょう」といった話が出来るようになり、気づけば一緒に事業を考える「パートナー」のような関係になっていました。
「UTAGEのおかげで安心して任せられ、ようやく自分の仕事のこと“だけ”を考えられるようになりました。この感覚は、もう何年も忘れていました」
売上が上がったという報告ももちろん嬉しいですが、私にとってはこの言葉こそが、私の仕事の価値を全て物語っています。
私の原点は常に、クライアントの「0→1達成」にあります。素晴らしい実力を持ちながらオンラインでのマネタイズに悩む方や、オフラインでの圧倒的な実績をオンラインに転換できずにいる方々。
彼らが最初の壁を突破し、自らの価値を収益に変える瞬間まで徹底的に寄り添う伴走者でありたい。それが私の揺るぎないミッションです。
また、挑戦のハードルを一つでも多く取り除くため、「IT導入補助金」の登録ベンダーとして、クライアントが経済的な負担を抑えながらUTAGEという武器を手にできるよう、制度面からのサポートも行っています。
そして、私の第二のミッションは、この「科学的な0→1達成プロセス」を次世代の構築者たちに伝えていくことです。自分一人の成功ではなく、誰もが夢に向かえる「再現性のある希望」をこの市場にインストールしていく。
手塚さんの言葉にあるIT導入補助金は、2026年から「デジタル化・AI導入補助金」という名称になっています。
まとめ
手塚さんの事例が示すのは、ツールは手段であり、重要なのはそこから得られるデータに基づいた地道な改善だということです。
成果が出ない時期にも根拠のない施策に走らず、各ページのアクセス数や登録率、どこで大きく離脱しているかを数字で確かめながら改善を回しています。
「感覚」ではなく「数字」を判断の基準にしたことで、迷わずに決められるようになりました。
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UTAGEの機能と料金は「UTAGEとは」「UTAGEの料金」、申し込みの手順は「UTAGEの始め方」で説明しています。

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