- 年間売上個別相談の対応に労力が見合わなかった約1,000万円
- 個別相談の層「話を聞きたいだけ」の方も来ていた購入意欲の高い層へ
- 参加者からの申込率相談の前に内容を伝えられていなかった20%程度(成約率25%)
「せっかく個別相談を獲得できたのに、『話を聞きたい』だけで終わってしまった」。その徒労感を、相談の前にひとつ挟むことで解いた事例です。
地方集客コンサルタントの清永仁さんは、メルマガから直接個別相談へ誘導していた従来の手法を見直し、間にオートウェビナー(録画したセミナーを、決めた日時に自動で開催する仕組み)を入れました。
相談の前に動画で商品の内容を伝え、関心の高い方を見分けるところまでを自動にし、さらに「いつ・どこまで見られたか」のデータをもとに改善を重ねた結果、年間売上約1,000万円を実現しています。
「個別相談の時間を、本気で検討している方に使いたい」「自分と相性の良いお客様とだけ付き合いたい」という方へ。絞り込むために、あえて「売り込まない」と宣言しているところに、この事例の性格が出ています。
内容と数字は、2026年3月発行の『UTAGE活用事例集2026』に掲載した時点のものです。
事業概要と、導入前の課題
清永仁さんは、地方の事業者(社員10名未満の会社や個人事業主)を対象に、地方集客コンサルタントとしてサポートを行っています。
以前は、メルマガ登録後にすぐ「個別相談」を案内するというシンプルな導線でした。しかし、全て私が直接対応していたこともあり、労力がかかることが大きな悩みでした。
特に、個別相談に来られるお客様の中には、単に「一度話を聞きたいだけ」で、購入意欲のない方もいらっしゃったため、対応に費やす時間と労力が見合わないことが多々あったのです。
また、個別相談に申し込みがなかった方に対しては、ただ毎日メルマガを送るだけになってしまい、有効なアプローチができていないことも課題でした。
メルマガからいきなり個別相談に進む流れだと、相談に来る人の関心の高さもバラバラになります。相談の数を増やすのではなく、来る人の関心の高さをそろえるのが、この事例の主題です。
成果につながったマーケティング全体像
Facebook・Instagramの広告から登録ページ(LP)に来てもらい、メールアドレスとLINEに登録してもらいます。その後、決まった順番で自動で届くメールとLINE(ステップ配信)でオートウェビナーを案内し、そこから個別相談へ進みます。
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Meta広告(Facebook・Instagram) 集客の入口
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LP(登録ページ) メールアドレス登録(登録特典は動画)
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登録完了ページ LINE登録を案内
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ステップ配信(メール・LINE)
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オートウェビナー
相談の前に商品の内容を伝え、関心の高い方だけが個別相談へ進むようにしている
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個別相談
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入口の商品 個別コンサルティング・コーチング
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本命の商品 オンライン講座・スクール
自動ウェビナーを個別相談の前に挟むフローを構築しました。これにより、事前にバックエンド商品への興味付けを行うことで、購入意欲の高い「関係性の濃いお客様」だけを個別相談へ誘導する仕組みを実現しています。
活用した機能と、具体的な施策
使っている機能は、オートウェビナー・動画連動アクション・ラベル(タグ)の3つです。
オートウェビナー機能 ── 商品の内容を伝えながら、関心の高い方を見分ける
メルマガ登録後にいきなり個別相談へ誘導するのではなく、まずは自動ウェビナーを案内するフローを構築しました。これにより、動画で商品の魅力を十分に伝えて教育を行うと同時に、購入意欲の低い層を自然に選別(スクリーニング)する仕組みとして機能させています。
商品の内容を伝えることと、関心の高い方を見分けることを、1本の動画が同時にこなしています。最後まで見る人は、それだけで関心が高いということです。
動画連動アクション設定 ── どこまで見たかで、自動でラベルを付ける
自動ウェビナーの「動画連動アクション設定」を活用し、再生時間が指定した時間に達したタイミングで、自動的に「ラベル追加」のアクションが実行されるよう設定しました。これにより、「誰がどこまで視聴したか」という詳細な行動データを自動で蓄積・可視化しています。
ラベル機能 ── どこまで見たかで、送る内容を分ける
事前に「〇時間〇分まで視聴」といったラベルを作成し、それをメール・LINE配信の「配信条件」として設定しました。動画連動アクションで付与されたラベルの有無によってステップ配信の内容を出し分けることで、視聴状況に合わせて最適なアプローチを自動化しています。
成功させるためのコツ・工夫
最大の目的は、個別相談に来るお客様の質を高めることでした。個別相談に来るお客様の中には、単に「一度話を聞きたいだけ」で、購入意欲のない方もいらっしゃいました。そこで、自動ウェビナーの中でバックエンド商品に興味を持っていただいた方だけに、個別相談にお申し込みいただける流れを作りたかったのです。
また、ウェビナーを視聴していただくことで、たとえその場で個別相談に申し込まなかったとしても、これまで以上に関係性を構築できると考えました。
ウェビナーの内容についても、こだわった点が明確にあります。
お客様の声を聞きながら、何度もウェビナーの内容を見直し、撮り直しを行いました。その際、特にこだわったのは「売り込みはしない」という旨を強くお伝えすることです。「バックエンド商品には興味はあるけど、売り込みが嫌だ」という層に対し、安心して申し込みができる内容に仕上げました。
また、感覚で運用するのではなく、「どこまで見られているか」「どこで離脱しているか」といった視聴データに加え、「10分毎開催」や「日時指定開催」による登録率の違い、さらには「何曜日の何時の参加率が高いか」まで細かく分析し、検証を繰り返したことも重要なポイントです。
「絞り込む」と聞くと冷たく感じますが、やっていることは逆です。売り込まないと宣言して、安心して来てもらう。それでも来る人が、本当に興味のある人になります。
具体的な成果
- 年間売上:約1,000万円
- ウェビナー参加率:25%程度
- 個別相談申込率:20%程度(参加者のうち)
- 成約率:25%程度
なお、上記の実績はプライベートの事情により広告費を抑えて運用していた期間のものです。広告費をかければ、さらなる売上拡大が見込める手応えを感じています。
実感できた変化・今後の展望
ウェビナーを視聴してから個別説明会に来ていただくフローに変えたことで、以前よりも「濃いお客様」が来てくれるようになりました。何より、お客様から「セミナーが非常に参考になりました」と言っていただけることが増え、満足度の高い商談ができるようになったことが嬉しい変化です。
昨年から、ウェビナーの登録率が若干低下傾向にあるため、まずはこの登録率の改善に取り組みたいと思っています。また、現在は一対一のコンサルティングがメインですが、今後は「一対多」のモデルを販売していきたいと考えています。そのために必要なファネル構築やセールス力も磨いていく予定です。
最後に、清永さんの言葉を紹介します。
正直、UTAGEでの仕組み構築は、一朝一夕で簡単にできるものではありません。しっかりと腰を据えて取り組む必要があります。
ですが、UTAGEで仕組みを構築することで、売上だけでなく「時間」も創出することができます。そして何より、お客様に商品の魅力をしっかりお伝えできることで、「お付き合いしたいお客様」のみとビジネスができるのが大きな魅力だと考えています。
また、UTAGEさんは他のツールとは違い、精力的にお客様の声を聞いて機能をアップデートしてくれたり、真摯に対応してくれたりします。構築に多少の労力がかかる点を差し引いても、おすすめできるサービスです。
まとめ
清永さんは、オートウェビナーを個別相談の前の「門番」として使い、相談に来る人を事前に見分けています。
お客様の声を聞きながら録画を何度も撮り直し、開催の曜日や時刻も試して、参加しやすいタイミングを探しました。
相談できる枠がそのまま売上の上限になりやすい少人数の事業で、その枠を見込みの高い人に使うための工夫です。
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まとめて読む:コーチ・コンサルのUTAGE活用事例15選/オートウェビナーのUTAGE活用事例9選
この事例で使っている機能の解説:オートウェビナー
UTAGEの機能と料金は「UTAGEとは」「UTAGEの料金」、申し込みの手順は「UTAGEの始め方」で説明しています。

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