- 個別相談を受けて購入した人の割合(成約率)「お金がない」と断られていた100%
- 最高月商購入の見込みが低い人との面談に時間を奪われていた4,667万円
- セールス時間1件に長時間かかっていた最短5分〜15分
個別相談に来たのに「お金がない」と断られる。見込みの薄い相手との商談で時間だけが減っていく。それを「通さない仕組み」で解いた事例です。
Webコンサルタントとして集客・販売の仕組みづくりを手掛ける金城有紀さんは、クライアントの講座販売で、購入意欲の高い人だけを通す「門番」のような仕組みを作りました。結果は個別相談の成約率100%、最高月商4,667万円、セールス時間は最短5分です。
「セールスを効率化したい」「高単価商品をストレスなく販売したい」という方へ。ただしこれは、十分な人数を集められていることが前提の、強気な戦略でもあります。そこも含めてご覧ください。
内容と数字は、2026年3月発行の『UTAGE活用事例集2026』に掲載した時点のものです。
事業概要と、導入前の課題
金城有紀さんは、経営者向けコミュニティでのWebコンサルティングや、集客から販売までの仕組みづくりの支援を展開しています。この記事で扱うのは、金城さんがクライアントのために作った仕組みと、その成果です。
クライアントはSNS集客には成功していたものの、個別相談において「お金がない」という理由で断られるケースや、購入確度の低い層との面談に時間を取られることに疲弊していました。「無用なミーティングをしたくない」という強い要望がありました。
集客はできている。問題は、来た人の質がバラついていることでした。この場合、入口を広げるだけでは解決しません。
成果につながったマーケティング全体像
LINEの友だち追加から個別相談までの間に、関門が3つ置かれています。LINEでのキーワード入力、43分の動画視聴、そして金額・支払い回数を問うアンケートです。
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SNS投稿 集客の入口
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LP(登録ページ) LINEの友だち追加
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LINEアンケート
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ステップ配信(LINE) 5日間、動画と文章で講座の価値を伝える
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見込み客がLINEでキーワードを入力 自動応答で次の動画へ進む
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講座説明動画
43分視聴するとボタンが出現する設計
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LINEアンケート 金額・支払い回数・本人の判断で決められるかなどを確認
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個別相談
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講座の案内 オンライン講座・スクール
「熱量の高い人」「支払い能力のある人」以外は、個別相談の予約すらできないように、UTAGEで複数の「関門(ハードル)」を設けました。動画の視聴完了やアンケート回答結果によってシナリオを分岐させ、条件をクリアした人だけに予約フォームを案内する仕組みを構築しています。
シナリオは、LINEで自動で届くメッセージの流れのことです。
活用した機能と、具体的な施策
使っている機能は4つです。LINE自動応答、動画をどこまで見たかで表示を変える機能(動画連動)、LINEテンプレート、イベント・予約申込フォームです。フォームと同じページには、よくある質問を折りたたんで載せる「アコーディオン」も使っています。
LINE自動応答機能 ── 能動的な行動を促す
あえてLINEで自動応答キーワードを入力させないと動画が届かないようにするなど、見込み客に能動的なアクションを促し、熱量の低い層を早期に離脱させる設計にしました。
動画連動機能 ── 43分見た人にだけ、申し込みボタンを出す
動画を43分間視聴しないと申込みボタンが表示されないように設定しました。さらに、「動画連動アクション設定」を活用して、視聴時間に応じたラベルを自動付与。「実際にどこまで見られたか」をシステム上で可視化し、規定時間まで視聴した人のみを選別できるようにしました。
つまり、動画をどこまで見たかに応じて、自動でラベル(タグ)という目印が付きます。
LINEテンプレート機能 ── アンケートで条件に合う人を見分ける
「金額」「支払い回数」「自己決断の可否」などを問う、一問一答形式のボタンアンケートをLINEテンプレート機能により実施しました。回答内容によって自動でシナリオを分岐させ、条件を満たした人のみに個別相談の予約URLを送付するようにしました。
通常は、価格を先に見せると申し込みが減るのを恐れて、伏せておきがちです。この事例は逆に、価格と支払い条件を先に出して同意を取っています。
イベント・予約申込フォーム/アコーディオン ── 「認識ズレ」を排除する
ファネルページ内に「イベント・予約申込フォーム」要素を配置し、同ページに「アコーディオン」要素でよくある質問を設置。さらに、申込み直前に受講に関する同意確認もしつこく行うことで、販売者との認識のズレをなくし、ミスマッチを徹底的に排除してから申し込みしてもらう流れにしました。
成功させるためのコツ・工夫
「『お金がない』と言う人と1分たりとも話したくない」というクライアントの意向を汲み、とにかく“熱量の高い人”だけが個別相談に申し込めるよう、見込み客を厳しく絞り込む戦略をとりました。
事前に動画ですべてを説明し、条件面もクリアになった状態でZoomにつなげることで、個別相談を「セールスの場」から「顔合わせ・最終確認の場」へと変える狙いがありました。
成約率100%という数字は、動画で内容を知り、金額や条件にも納得した人しか個別相談に来ないようにした結果です。当日は「やりますか?」と聞くだけの場になります。
ただし、これは集客で十分な人数を確保できているから成立する強気な戦略でもあります。集まる人数が少ないまま関門だけ増やすと、単に人が来なくなります。
具体的な成果
以下は、講座で受け取れるものを理解し、金額的にも問題ないという方のみを個別相談に誘導した結果です。数字はいずれも、クライアントの事業のものです。
- 最高月商:4,667万円(2025年8月・関連商品含む)
- 短期売上:3日間で925万円(2025年7月)
- 個別相談成約率:100%
- セールス時間:最短5分〜15分(以前は長時間かかっていたセールスが、顔合わせ程度の短時間で完了するように)
実感できた変化・今後の展望
クライアントからは「個別相談がサクサク決まるので楽しい」というお声をいただきました。私自身も、見栄えのする実績数字を作ることができ、今年がクライアントにとって年間の最高売上額になったのではないかと、貢献できた手応えを感じています。
クライアントの売上に貢献できることが最大の喜びですので、今後は事業パートナーとして長く二人三脚でビジネスを育て、より良い社会・未来づくりに貢献していきたいと考えています。
最後に、金城さんの言葉を紹介します。
やればやるほど「そんな使い方が!?」という驚きがいっぱいのツールです。ビジネスそのものも楽しいですが、「構築も楽しいよ!」ということを、声を大にしてお伝えしたいです。
まとめ
金城さんは、動画で商品の価値を先に伝え、アンケートで価格や条件への同意を得て、購入意欲の高い人に絞り込みました。
個別相談で行うはずの説明と最終確認を事前に済ませたため、当日は意思を確かめるだけの場になりました。
人数を集められているからこその強気な戦略ですが、成約率を高めるために絞り込むという考え方は、多くの事業に通じます。
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この事例で使っている機能
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- 動画連動
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