- 配信への反応率配信して終わりになっていた約2倍
- セミナー運営毎回リアル開催していた完全自動化
- 事業体制1人で回していたチーム化(メンバー増)
施策を打っても、やりっ放しになっていませんか。この事例の主題は、一過性の施策を「資産」に変えることです。
マーケティング支援とディレクター養成を手掛ける灘本敏さんは、毎回リアル開催していたセミナーをオートウェビナー(録画したセミナーを自動で開催する仕組み)に切り替え、さらに「いつ・誰に・何を送れば反応するか」を可視化・分析する仕組みを構築しました。結果、配信したメッセージへの反応率は約2倍に。
「セミナー開催の負担を減らしたい」「感覚ではなくデータに基づいて売上を伸ばしたい」という方へ。反応率が約2倍になったのは、自動化したうえで、分析と改善を繰り返したからです。
内容と数字は、2026年3月発行の『UTAGE活用事例集2026』に掲載した時点のものです。
事業概要と、導入前の課題
灘本敏さんは、マーケティング支援事業のほか、マーケティングディレクター養成講座やビジネスコミュニティを運営しています。商工会議所の専門家派遣事業におけるマーケティング担当としても活動しています。
以前は、セミナーを毎回リアルで開催しており、その都度対応する必要がありました。また、オンラインコースを販売した実績がなく、新しい収益の柱を作れていませんでした。
加えて、一過性の「一発屋施策」ではなく、ビジネスの「資産」として積み上がるマーケティングの仕組みを構築し、事業の幅を広げたいと考えていました。
施策が当たっても、そのたびに同じ労力がかかるなら資産にはなりません。灘本さんが目指したのは、一度きりで終わらず、積み上がっていく仕組みでした。
成果につながったマーケティング全体像
SNS投稿とYouTubeから、LP(登録ページ)でメールアドレスを登録してもらい、LINEへ案内します。そこから、相手に合わせて送る内容を2回切り替えます。
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SNS投稿 / YouTube 2つの集客の入口
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LP(登録ページ) メールアドレスを入力すると、動画コンテンツを見られる
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登録完了ページ LINEの友だち追加を案内
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LINEでアンケート
回答に応じてラベル(タグ)を付け、その後の配信を分ける
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オートウェビナー
視聴状況によって、さらに配信を分ける
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最初に案内する商品 個別コンサルティング・コーチング
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ステップ配信(自動で順番に届く連絡)で個別コンサルティングへ
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次に案内する商品 オンライン講座・スクール
1回目はLINEアンケートの回答結果で、2回目はオートウェビナーの視聴状況で。アンケートで何と答えたかと、動画を実際にどこまで見たかの両方で、相手を見ています。
活用した機能と、具体的な施策
使っている機能は、オートウェビナー・イベント/予約・LINEテンプレート・動画連動アクションの4つです。
オートウェビナー機能 ── リアルセミナーを自動化する
これまで毎回リアルで開催していたセミナーを、録画動画を用いた「自動ウェビナー」に切り替えました。これにより、セミナー開催にかかる労力を削減しつつ、安定して見込み客へアプローチできる環境を整えました。
イベント・予約機能 ── 予約管理を完全に移行する
個別相談の予約から実施までに発生していた連絡や管理作業を、すべてUTAGEの「イベント・予約機能」に置き換えました。これにより、事務作業の負担を大幅に軽減しています。
LINEテンプレート機能 ── アンケートの回答で配信を分ける
LINEの「テンプレート機能」を活用し、メッセージ内でアンケートを実施しています。ボタンタップ時の「動作」設定にてアクションを実行し、ラベル付与やシナリオ遷移を自動化して、回答内容に応じた配信の出し分けを実現しました。
つまり、アンケートのボタンが押されると、回答に応じて自動でラベル(タグ)が付き、その後に届く配信の流れも切り替わります。
動画連動アクション設定 ── どこまで見たかで配信を分ける
自動ウェビナーにて「動画連動アクション設定」を活用しています。「視聴してほしい箇所まで視聴しているかどうか」を基準にラベルを付与し、その後のシナリオを分岐させることで、視聴状況に合わせた最適なフォローアップを自動化しました。
成功させるためのコツ・工夫
一過性の「一発屋施策」を行っていても、ビジネスの資産として積み上がっていきません。そのため、なるべくメールやLINE登録者との「距離を縮める」ことができる施策に注力すべきだと考えました。
一方的な配信で終わらせるのではなく、顧客との結びつきを強めることで、ビジネスの「資産」として積み上がるような関係構築を目指しました。
そして、反応率を約2倍に高めたのは、自動化したうえで続けた分析と改善です。
施策を成功させるポイントは、「分析」と「可視化」です。
単にメッセージを配信して終わりにするのではなく、「いつ、誰に、どのような内容を、メールとLINEのどちらで配信すると反応が得られるか」を分析し、可視化するようにしています。
また、動画についても「いつ見られるのか」「いつ見たユーザーのコンバージョン(成約)が多かったか」など、数値の裏側まで分析することを心がけています。
UTAGEは、入れるだけで成果が出る道具ではありません。どのメッセージが読まれ、動画のどこで見るのをやめているかと向き合い、仮説と検証を繰り返すことで初めて武器になります。この事例は、そのお手本です。
具体的な成果
- 配信への反応率:約2倍
- セミナー運営:リアル開催 → 完全自動化(オートウェビナー)
- 事業拡大:オンラインコースの販売開始、チーム化(メンバー増)
実感できた変化・今後の展望
最初は一人で事業を行っていましたが、現在では動画マーケティング、LPデザイン、講師、システム開発など、協力してくれる仲間が増えました。毎回のUTAGE主催の作業会や懇親会で、そのメンバーと会うことも楽しみの一つになっています。
時代の移り変わりが早いため、常に市場を俯瞰・可視化し、これまで実践してきた施策を継続していきます。また、AIの台頭でコンテンツの価値が下がりつつある今だからこそ、「選ばれるコンテンツ」を磨いていきたいと考えています。
最後に、灘本さんの言葉を紹介します。
UTAGEシステムは、事業の資産になります。「UTAGEを活用して成果が出なかった」という声をよく耳にしますが、安心してください。ただその施策が当たらなかっただけです。成果が出るまで諦めず、しっかりとリサーチと分析をしていけば資産になります。共に頑張っていきましょう。
まとめ
灘本さんは、メッセージを配信して終わりにせず、「どれが読まれたか」「動画のどこで離脱したか」を見ながら、仮説と検証を繰り返しました。
アンケートの回答で興味を、動画をどこまで見たかで関心の強さをつかみ、一人ひとりに合わせて送る内容を変えています。
これが、配信したメッセージへの反応率を約2倍に高めた理由です。
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まとめて読む:コーチ・コンサルのUTAGE活用事例15選/オートウェビナーのUTAGE活用事例9選
この事例で使っている機能の解説:オートウェビナー/予約の自動化
UTAGEの機能と料金は「UTAGEとは」「UTAGEの料金」、申し込みの手順は「UTAGEの始め方」で説明しています。

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