- 広告費に対する売上(ROAS)複雑な施策で売上が安定しなかった4,331%
- 広告費と売上広告費68,801円売上298万円
- 労働時間試行錯誤で貯金700万円が空に週20時間(育児と両立)
「商品を売るためには、複雑な仕掛けが必要だ」と思い込んでいませんか。この事例がやったのは、その逆です。足すのではなく、削りました。
Meta広告(Facebook・Instagramの広告)を入口にしたWeb集客の支援を手掛ける前大信さんは、様々な施策に手を出して貯金700万円を失った状態から、Meta広告から個別相談までの流れを極限までシンプルにすることでV字回復しました。
広告費68,801円に対して、その約43倍の売上298万円(ROAS4,331%)。しかも週20時間労働で、育児と両立しています。
「広告費をかけても売上が安定しない」「労働時間を減らしながら高収益を上げたい」という方へ。何を削り、残ったものをどう磨いたのか。派手な施策は一つも出てきません。
内容と数字は、2026年3月発行の『UTAGE活用事例集2026』に掲載した時点のものです。
事業概要と、導入前の課題
前大信さんは、Meta広告を入口としたWeb集客の仕組み構築支援を行っています。自身が実践して成果を出した、集客から販売までの流れ(ファネル)を元に、再現性の高いノウハウを指導するコンサルティングを手掛けています。
Meta広告運用の知識や経験はあったものの、安くリストを集められても、そこからバックエンド商品の販売になかなか至らなかったことが最大の課題でした。
フロントエンドで低単価の商品を売ってみたり、メール登録後に「個別チャレンジ」を提案する仕組みを導入してみたりと、とにかくあらゆる施策を試しました。しかし、どれも売上安定にはつながらず、試行錯誤を繰り返すうちに貯金700万円が空になってしまった時期さえありました。
最大の課題は、広告で登録してくれる人は安く集まるのに、その先の本命の商品がなかなか売れないことでした。
成果が出ないとき、人は不安から新しい商品や新しい企画を足し算しがちです。前さんが失った700万円は、その足し算の代金でした。
成果につながったマーケティング全体像
図を見れば一目でわかります。分岐がありません。Meta広告からLP(登録ページ)、そしてLINEへ。あらかじめ決めた順に自動で届くメールとLINE(ステップ配信)、動画を経て、個別相談へ。一本道です。
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Meta広告(Facebook・Instagram) 集客の入口
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LP(登録ページ) メールアドレス登録(登録すると動画を見られる)
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登録完了ページ LINE登録を案内
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ステップ配信(メール・LINE)
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動画コンテンツの提供
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個別相談
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本命の商品 コンサルティング・コーチング
手頃な入口の商品を先に売らず、本命の商品を直接販売する流れ
複雑な施策で失敗した経験から、特定の機能に頼るのではなく、UTAGEを使って「入り口から出口までの流れをシンプルにすること」に最も注力しました。具体的には、Meta広告から個別相談までを一直線につなぐファネルを構築。
その上で、各ページでの「訴求の一貫性」を徹底し、離脱ポイントを極限まで減らす改善を行いました。
手頃な入口の商品を先に売らず、本命の商品(コンサルティング・コーチング)を直接販売する設計になっている点も特徴です。
活用した機能と、具体的な施策
使っている機能は2つだけです。ファネルとメール/LINE配信。
ファネル機能/メール・LINE配信機能 ── 「シンプルな流れ」を作る
Meta広告から個別相談までを最短距離でつなぐ一本道のファネルを構築しました。複雑なシナリオ分岐を行わず、ファネル機能とステップ配信機能を連動させて「入り口から出口まで」を一貫させることで、顧客が迷わず行動できる導線を設計しています。
この事例の価値は、使った機能の数ではなく、残した要素の精度にあります。
成功させるためのコツ・工夫
私自身が「集客の仕組み」を教える立場である以上、私の集客導線がいかにシンプルで訴求力があるかを見せることが、そのまま見込み客にとって「こんな簡単な仕組みで成果が出るのか」という強力な証明になると考えました。
シンプルにしただけでは人は来ません。前さんは3つの磨き込みをしています。
ただシンプルにしただけでは誰も個別体験会には来てくれないので、コピーライティングは徹底的に研究しました。特に、海外のクリックファネルで成果を出している人のライティングは大いに参考になりました。
以前は「学び:3割、機能・特徴:3割、メリット・ベネフィット:4割」でしたが、これを「学び:2割、機能・特徴:2割、メリット・ベネフィット:6割」に変更。顧客が得られる未来(ベネフィット)を強調することで、訴求力を高めました。
シンプルである分、細部の検証を重視しました。特に注意したのはスマホでの表示崩れです。ファーストビューに登録ボタンまで収まるよう調整し、UTAGEのSP(スマホ)ビューだけでなく、必ずブラウザの検証モードで「iPhone SE」でチェックしたり、もちろん実機でも確認を行っています。
競合他社の広告LPを見ていると、一文字だけ次の行に文字がずれているケースが結構あります。そうした些細な表示崩れも離脱原因になると考え、細かく修正を行いました。
登録ボタンを、ページを開いてスクロールしなくても見える範囲(ファーストビュー)に収めた、ということです。
これはUTAGE外の施策ですが、ファネルへの流入コストを下げるためにMeta広告の設定も見直しました。
クリエイティブだけでなくMeta広告側の細かい設定を最適化することで、CPM(インプレッション単価)を半分以下に抑制。これにより、同じ予算で2倍の広告配信が可能になり、ファネルへの流入数を最大化しました。
ROAS4,331%を支えているのは、この3つです。広告が表示される単価を半分以下に抑え、訴求をベネフィット中心に変え、離脱の原因を一文字のずれまでつぶしたこと。どれも派手な施策ではありません。
具体的な成果
- 広告費:68,801円 → 売上:298万円
- ROAS:4,331%(売上が広告費の約43倍)
- 労働時間:週20時間程度(仕事時間の8割は体験会とコンサルのみ)
これ以降も安定して高いROASを維持しています。広告費を増やせばさらに売上を伸ばせる状況ですが、育児との両立を最優先にし、あえてこの規模で高効率な運営を実現しています。
実感できた変化・今後の展望
私にとっての大きなテーマである「育児と仕事の両立」が実現できました。妻が音楽家で家を空けることも多いため、私が4歳の娘の保育園の送迎や寝かしつけを担当していますが、集客を自動化・シンプル化したおかげで、子供と過ごす時間をしっかりと確保できています。
また、UTAGEなら私が構築した「ベスト・ファネル」をそのまま受講生にインストール(共有)してあげることができます。この機能が受講生のビジネスの成長を加速させています。受講生一人ひとりと密に連絡を取り、喜怒哀楽を共にしながら成果を出すことで、深い感謝をいただけるようになりました。
「貢献することで感謝される人生」の豊かさを日々実感しています。
むやみに事業を広げる気はないですし、何より受講生と話す時間が好きなので、今のスタイルは継続しつつ、受講生がより上の段階へビジネスを成長させるための講座も今後は作っていけたらと思っています。
最後に、前さんの言葉を紹介します。
私の場合、今は50歳で、ここまで来るのに様々な人生経験をしてきました。起業は9割が失敗するとも言われていますが、私に関わった人に関しては、9割が成功する起業であってほしいと思っています。
誰にでも合う手法やノウハウは無いと思いますが、集客をしっかり学ぶなら、やはり個別相談へつなげる基本的なファネルを粘り強く研究すべきだと思います。入口から出口まで、とにかく離脱の少ないファネルを目指しましょう。
まとめ
前さんは、成果が出ないときに施策を足すのではなく、余計なものを削り、広告から個別相談までの流れをシンプルにしました。
その分、登録ページを実際のスマートフォンで確かめるなど、残した部分の精度を高めています。
磨き上げた流れを受講生にそのまま共有し、自分の労働時間を増やさずに受講生の成功を後押ししています。
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この事例で使っている機能の解説:セールスファネル/メール配信/LINE配信
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