UTAGEのパートナー機能とは?自社の紹介制度(アフィリエイト)の始め方・報酬の決め方・注意点

UTAGEのパートナー機能とは

「お客様に商品を紹介してもらいたいが、誰の紹介で申し込んだのかがわからない」「紹介してくれた人への報酬の計算が手間で、頼みにくい」。紹介を集客の柱にしたい方に向けて、パートナー機能でできることと始め方を整理します。

UTAGEのパートナー機能は、紹介してくれる人(パートナー)ごとに専用の紹介リンクを発行し、誰の紹介で何が申し込まれたかを記録して、報酬を集計する機能です。自社の紹介制度(アフィリエイト)を、UTAGEの月額21,670円(税込)の中で作って運用できます。

パートナーに払う報酬と、振込の手数料は別にかかります。

目次

パートナー機能の仕組み

パートナーは、自社の商品を紹介したり、メールやLINEの登録者を増やしたりするのに協力してくれる人です。パートナーになるのは、受講生やお客様、提携する講師や事業者、代理店などです。

パートナー機能で紹介制度を回す流れ

  1. 1

    紹介してほしいものと報酬を決める

    • 商品の購入、メール・LINEの登録、イベントの申込などを「案件」として作る
    • 案件ごとに、1件あたりの報酬の金額を決める
  2. 2

    パートナーが紹介する

    • パートナーは登録用のURLから登録し、専用のサイト(パートナーサイト)で紹介リンクを受け取る
    • 紹介リンクを、SNSやブログ、自分のお客様への案内に貼る
  3. 3

    成約を記録し、報酬を払う

    • 紹介リンクから申込や購入があると、そのパートナーの成約として記録される
    • 成約を確かめ(不正なものは非承認にし)、報酬を集計して振り込む

パートナーサイトで、パートナー自身が見られること

  • 紹介できる案件と、自分の紹介リンク
  • 自分の成約の状況と報酬

成約の記録と報酬の集計はUTAGEが行い、振込は自社で行います。

UTAGEの画面パートナー機能の成約状況の一覧。案件名、パートナー、ステータス(承認済)、報酬額(50円・0円)、種別(初回支払・登録/申込)、成約日時が並んでいる
成約状況の画面。誰の紹介で、どの案件が、いつ成約したかと、報酬の額が並ぶ

紹介してもらえるもの

何を紹介してもらうかで、成約とみなす時点が決まります。

紹介してもらうもの成約とみなす時点向いている例
商品の購入紹介リンクから商品が購入されたとき(UTAGEの決済に限る)講座やコンテンツを、販売ページで直接売る
メール・LINEの登録紹介リンクから配信シナリオ(登録した人に送るメールやLINEの流れ)に登録されたとき無料講座やプレゼントの登録者を増やす
イベントの申込紹介リンクからセミナーや説明会に申し込まれたときセミナーの参加者を集める
登録してから購入・申込紹介リンクから登録した人が、その後に配信シナリオから届いたメールやLINEで購入・申込したとき無料講座から講座の販売につなげる

銀行振込で売る商品は、事業者が入金を確かめ、UTAGEで入金済みにした時点で成約になります。

「登録してから購入・申込」を成約にするには、登録用と購入・申込用の2つの案件を作り、登録したときに付いた紹介者の情報を、配信シナリオで案内する購入・申込用の案件に引き継ぐ設定にします。登録した人に案内を送るだけでは、紹介の成約にはなりません。

報酬の決め方

パートナーのグループごとに、報酬を変える

パートナーはグループに分けて登録します。グループごとに別の報酬を決められるので、たとえば「一般」「VIP」のように分け、成約の多いパートナーや影響力のあるパートナーに高い報酬を出せます。パートナーはグループごとの登録用URLから登録するので、案内するURLでどのグループに入るかが決まります。

継続課金・分割払いの商品は、支払いの回ごとに決める

商品の売り方報酬を分けて決められる時点
一回払い購入したとき
継続課金(月額制など)・申し込んだとき
・初回の支払い
・2回目以降の支払い
分割払い・複数回払い・初回の支払い
・2回目以降の支払い

無料のお試し期間がある月額制の講座なら、申し込んだときの報酬を0円にして、お試し期間が終わって初回の支払いがあったときに報酬を出す、という決め方ができます。お客様が解約すると、その後の報酬は発生しません。

価格の違うプランや、追加の商品にも報酬を決められる

1つの商品に価格の違うプランが複数あるときは、プランごとに報酬を決められます。紹介リンク1本から、最初の商品と、購入の直後に案内する追加の商品の両方で報酬を出すこともできます。

承認してから報酬にする

成約は、承認されたものが報酬になります。自動承認にすると成約と同時に承認され、手動承認にすると月ごとに承認します。利用規約で自己アフィリエイト(パートナーが自分の紹介リンクで自分で申し込むこと)を禁止する場合は、自動承認でも月に1回確かめ、見つけたものを非承認にします。

LINEの登録を案件にした場合は、そのLINE公式アカウントに初めて友だち追加した人だけが成約になります。すでに友だちの人が紹介リンクから登録し直しても、報酬が出ないようにするためです。友だち追加のあと、事業者が決めた時間内にブロックした人の成約を、自動で非承認にする設定もあります。

始める前に準備すること

パートナー向けのサイトの設定と、報酬を払うためのルールを先に決めておきます。

パートナー機能を始める前の準備

  • パートナーサイトの名前(例:「〇〇アフィリエイトセンター」)
  • 成約をパートナーに知らせるメールの送信者名
  • 通知メールの送信元のアドレス(DKIM・DMARCの設定をしたもの)
  • パートナーサイトの利用規約(初めから入っている文は記入例なので、自社の運用に合わせて書き直す)
  • 報酬を払う会社名・屋号、住所、インボイスの登録番号
  • 報酬の締め日、振込の周期、最低振込金額、振込手数料の扱い
  • パートナーのグループの分け方と、グループごとの報酬
  • 報酬を振り込む銀行口座。まとめて振り込むなら、銀行の総合振込(複数の振込を一度に行うサービス)も申し込む

DKIM・DMARCは、送ったメールが迷惑メールやなりすましと判定されないようにする設定です。LINEだけで配信している場合も、通知メールを送るなら、独自ドメイン(info@自社名.jp のような、自社のドメイン)のアドレスとこの設定が要ります。費用の全体はUTAGEの料金にまとめています。

運用で気をつけること

報酬の振込は、自社で行う

UTAGEは、成約の記録と報酬の集計までを行います。パートナーへの報酬の振込は代行しないため、事業者が、決めた周期で、集計した金額を自社の口座から振り込みます。1件ずつ振り込むこともできます。

パートナーが増えて銀行の総合振込でまとめて振り込む場合は、UTAGEから出した集計のデータを、銀行の指定する形に整えてから使います。振り込んだあとは、UTAGEの管理画面でも支払い済みに切り替えます。

紹介リンクを開いたブラウザのまま申し込んでもらう

誰の紹介かは、紹介リンクを開いたブラウザに残る記録(Cookie)で判定します。紹介リンクを開いてから30日以内に、最初の登録・申込・購入があれば、そのパートナーの成約になります。

それまでは、紹介リンクを開いたのと同じブラウザで進んでもらう必要があり、別のブラウザや別の端末に移ると、紹介者の情報が引き継がれず、成約として記録されないことがあります。別のパートナーの紹介リンクを開いた場合は、あとから開いたほうの成約になります。

そのため、パートナーには、紹介リンクと一緒に「ブラウザや端末を変えずに、そのまま申し込んでください」という一言を添えて案内してもらいます。

報酬が出る紹介は、広告だとわかるようにしてもらう

報酬を払って紹介してもらう投稿は、事業者の広告として扱われます。2023年10月から、広告であることを隠した表示(ステルスマーケティング)は景品表示法で禁止されています。パートナーには、投稿の見やすい位置に「広告」「PR」などと書いてもらうよう、利用規約や案内で伝えます。

受講生に紹介してもらう場合も同じです。

パートナー機能を使っている方の事例

紹介制度を集客に組み込んでいる3名の事例を紹介します。

原田牧恵さんの写真原田牧恵さん鉾立由紀さんの事業で、販売開始のキャンペーン支援と講座運営
使い方
パートナーごとに紹介リンクを発行し、グループごとに報酬を変えています
受講生
講座の受講生にもパートナーとして紹介してもらっています
工夫
紹介用の投稿文の例を用意し、どんな人に向けた商品かを伝えています。申込があると、パートナーに自動で通知が届きます
成果
紹介経由の成約747件(2025年)、パートナーの登録284名。集客全体の約4割が紹介からです
城山恒予さんの写真城山恒予さんWebデザイナー向けの養成講座
使い方
見込み客のリスト(メールやLINEに登録してくれた人)が無い状態から始めたため、紹介や口コミで集客しようと、紹介時の報酬を高めにしました
工夫
会員サイトのメニューにも、紹介制度の案内を置いています
変わったこと
受講生が自分からSNSで感想を発信してくれるようになり、JV(ほかの講師と組む共同企画)で登録してくれた人もいました
山本猛さんの写真山本猛さん中小企業の採用の仕組みづくり支援
使い方
人材育成のコミュニティで、紹介制度を導入しています
変わったこと
コミュニティの中で、自然な拡散や紹介が生まれるようになりました

よくある質問

パートナー機能に追加の料金はかかりますか?

かかりません。パートナー機能は、UTAGEの月額に含まれます。パートナーへの報酬は自社の負担です。振込手数料をどちらが負担するかは、自社の支払いルールで決めます。

受講生やお客様にパートナーになってもらえますか?

なってもらえます。グループの登録用URLを受け取った受講生は、そのURLからパートナーとして登録できます。受講生向けのグループを作り、報酬を分けることもできます。

どのSNSや投稿からの紹介で成約したかを分けて見られますか?

見られます。目印(トラッキングコード)付きの紹介リンクを使うと、ブログ・SNSなど、どこから来た人が成約したかを分けて記録できます。

UTAGEを紹介して報酬をもらう制度とは違うのですか?

違います。この記事のパートナー機能は、自社の商品を紹介してもらう仕組みを作る機能です。UTAGEそのものを紹介して報酬を受け取る「UTAGE紹介制度」は、UTAGEを運営する株式会社Fountainの制度で、UTAGE紹介制度のページから登録します。

まとめ

UTAGEのパートナー機能を使うと、紹介してくれる人ごとの紹介リンク、成約の記録、報酬の集計までを、月額の中で用意できます。紹介してもらうもの(購入・登録・申込)を案件にし、報酬はグループごとに決めます。成約を確かめ、決めた周期で自社の口座から報酬を振り込みます。

パートナーを募集する前に、パートナー向けの利用規約、報酬の締め日と振込のルール、通知メールの送信元を決めておきます。

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