- 事務作業時間毎日約3時間かかっていたほぼ不要に
- ライブ説明会準備を含め2時間以上実質ゼロ
- セミナーキャンセル率従来は3割前後2割以下へ改善
「売上を伸ばそうとすると、自分の時間がなくなる」。ひとりで事業をしている人が、まず突き当たる壁です。それを集客から納品までの一本化で越えた事例です。
IT導入補助金コンサルタントの川崎洋さんは、いちばん負担の大きかった説明会の開催をオートウェビナー(録画したセミナーを自動で開催する仕組み)に置き換え、さらに予約管理・決済・コンテンツ提供までをUTAGE一つで自動化しました。
結果、毎日約3時間かかっていた事務作業はほぼ不要になり、2時間以上かけていたライブ説明会は実質ゼロになっています。
「自分が稼働しなければ商品が売れない」という方や、集客から納品までの全プロセスを一本化したいという方へ。使っている機能は3つ。それだけで、毎日約3時間の事務作業がほぼ消えています。
内容と数字は、2026年3月発行の『UTAGE活用事例集2026』に掲載した時点のものです。
事業概要と、導入前の課題
川崎洋さんは、UTAGE・LINE・Instagram等のマーケティングツールを気軽に導入できるよう、IT導入補助金の申請サポートを中心に活動しています。競合に先駆けた攻めの経営を実現するため、システム構築までを支援しています。
IT導入補助金は、2026年から「デジタル化・AI導入補助金」という名称になっています。
UTAGEを活用して解決しようとした最大の課題は、「業務効率化」「集客の仕組み化」そして「セールスの自動化」でした。以前は、日々のメール作成や資料調整といったルーティンワークに時間を奪われており、非常に非効率な状態でした。また、新規集客も不安定で、見通しが立ちにくい状況でした。
何より辛かったのは、「自分が稼働しなければ商品が売れない」という労働集約型の状態にあったことです。「売上を伸ばそうとすると、自分の時間がなくなる」。そんなジレンマを抱えていたのです。
ルーティンワークは、1つずつ見れば小さな作業です。それが毎日積み上がると、新規集客に使う時間も削られていきます。
成果につながったマーケティング全体像
4つの入口からLP(登録ページ)へ集めます。そこから、決まった順番で自動で届くメール(ステップメール)で商品の価値を伝えてから、オートウェビナー、そして個別面談へ。1本の線の上に、集客から納品までが全部乗っています。
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Meta広告(Facebook・Instagram) / YouTube広告 SNS投稿・紹介も含む4経路
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LP(登録ページ) メールアドレスを登録すると、PDFと動画を受け取れる
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ステップ配信(メール)
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オートウェビナー
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個別面談
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まず申し込んでもらうサービス 成功報酬型の補助金申請
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その後に案内するサービス コンサルティング・コーチング
これまで個別の業務として手動で行っていた「予約管理」や「決済確認」などをUTAGEに統合することで、人の手が必要だった定型業務を徹底的に自動化。業務プロセスの分断をなくし、顧客対応の多くをシステムに置き換えることで、労働集約型のモデルからの脱却を図りました。
活用した機能と、具体的な施策
使っている機能は、商品管理・イベント/予約・オートウェビナーの3つです。数は少ないのに事務作業がほぼ消えているのが、この事例の特徴です。
商品管理機能 ── 決済から提供までを完全に連動させる
ファネル機能で販売ページを作成し、商品管理機能の「購入後の動作設定」を活用しました。これにより、商品の決済が完了すると、即座に会員サイトのログイン情報が自動送信され、コンテンツ提供が完了する仕組みを構築。手動での納品作業や権限付与の手間をゼロにしています。
イベント・予約機能 ── 個別面談の予約管理を一元化する
セミナー後の個別面談の受付を「イベント・予約機能」で一元化しました。申し込みと同時にZoomのURLが記載された予約完了メールが自動送信されるように設定し、日程調整のやり取りや案内メール作成の手間を大幅に削減しました。
オートウェビナー機能 ── ライブ説明会を置き換える
これまで時間の制約から実施回数に限界があったライブ形式の説明会を、録画映像を用いた「自動ウェビナー」に置き換えました。これにより、私がリアルタイムで稼働することなく、セミナーを開催できる体制を整備しています。
ライブ説明会は、開催すればするほど売上が伸びる代わりに、自分の時間が減ります。ここを録画に置き換えたことで、売上を伸ばすほど自分の時間が減る、という関係から抜け出しました。
成功させるためのコツ・工夫
単純作業をUTAGEで自動化し、人間がやるべき「本質的な業務」に集中できる環境を整えることが、事業成長に直結すると考えたからです。スムーズな予約体験やリマインドの自動化はお客様の信頼感につながりますし、労働集約型から「仕組み型」へ転換することで、売上の上限を突破できると考えました。
また、自社でこの成功事例を作ることで、同様の悩みを持つ顧客へ実例として展開し、共に成長していきたいという意図もありました。
ただし、川崎さんは自動化を「省く」方向だけには使っていません。
施策を成功させる上で意識した点は、単に自動化するだけでなく「人間味」を大切にしたコミュニケーションです。たとえ録画された自動ウェビナーであっても、一方的な配信にならないよう、あえて「ライブ感」を演出し、参加者が自然に関わっていると感じられる仕組みを取り入れました。
効率化と温かみを両立させることで、自動化で生まれた時間をお客様への手厚いフォローに振り向けることができ、それがより良い成果につながっていくと考えています。
自動にしても、セミナーのキャンセル率は3割前後から2割以下に下がっています。自動にしたぶん冷たくなる、とはなっていません。
具体的な成果
事務作業とセールスプロセスを自動化した結果です。
- 事務作業時間:毎日約3時間 → ほぼ不要に(メール作成、資料調整、決済確認など)
- セミナーキャンセル率:従来の3割前後 → 2割以下へ改善
- ライブ説明会時間:準備を含め2時間以上 → 実質ゼロ(準備・実施が不要に)
削減できた時間を新規顧客対応やコンテンツ開発に充てられるようになり、結果として売上向上や顧客満足度の改善にも直結しています。
実感できた変化・今後の展望
最大の変化は、精神的な余裕が生まれたことです。以前は作業の増加がストレスでしたが、今は仕組みがあるため、お客様が増えることを心から喜べるようになりました。
また、オートウェビナー視聴後に質問をいただく工夫をしたことで、個別面談前に一体感が生まれ、当日の商談の雰囲気も向上しています。
自分が稼働せずとも売上が上がる体験を得たことで、家族との時間を大切にしたり、新事業に挑戦したりする「経営者としての視点」も得られました。
自動化によりセールス前のボトルネックが解消されたため、今後は新しい講座への横展開を進め、売上の柱を増やして事業を安定させていきます。将来的には複数のウェビナーファネルを稼働させ、事業全体を複利的に成長させていく予定です。
また、弊社の強みである「UTAGEをIT導入補助金の対象として提供できる」点を活かし、自社だけでなくお客様と共に成長・発展していきたいと考えています。
ウェビナーファネルとは、この記事の図のように、ウェビナーを中心に集客から販売までをつないだ流れです。
最後に、川崎さんの言葉を紹介します。
自身が抱える課題は、他の人も同じように抱えている課題です。嫌なことや苦手なことから目を背けず、立ち向かう勇気を持って挑み続けてください。後から振り返ったとき、「あの時は辛かったけれど、資産が積み上がっていた」と思える日が来ます。頑張ることで報われるときが必ず来ると信じてほしいです。
まとめ
川崎さんは、最も負担の大きかった説明会をオートウェビナーに置き換え、決済から納品までも自動化しました。
そのうえで、自動化で空いた時間はお客様への手厚いフォローに回しています。
システムに任せる部分と人が寄り添う部分を分けている点が、この事例の要です。
同じ業種の、ほかの事例
まとめて読む:コーチ・コンサルのUTAGE活用事例15選/オートウェビナーのUTAGE活用事例9選
この事例で使っている機能の解説:予約の自動化/オートウェビナー
UTAGEの機能と料金は「UTAGEとは」「UTAGEの料金」、申し込みの手順は「UTAGEの始め方」で説明しています。

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